施工例

表替え16畳、新調6畳、その他あり、お施主様に深く感謝です!

2026年6月2日

今回のお施主様は、日頃より大変お世話になっており、これまでにも数多くの仕事をいただきました。今年2月にも大きな物件を施工させていただき、3月上旬の完了時に、ご自宅の畳替えのご依頼をいただきました。約2ヶ月程、お時間をいただき、5月中旬より仕事に掛りました。
お施主様のご要望は最高級品です。ちょうど4月上旬に別件で備後表仕入れのため、広島県福山市へ備後表唯一の生産者「高田氏」にお会いし、備後表生産への取り組み、こだわり等情熱的なお話しをお聞きし、備後表の素晴らしさを実感した次第でした。瀬戸内のイ草栽培に適した気候環境で生産された、備後表は大変希少で高価のため、国宝重要文化財等に多く使用される畳表の最高峰と言われています。今回はその畳表でと考えていますが、もう一度良さを再確認するため1枚だけ現物をサンプルとして購入し、畳表全体を拭き上げ、製織の確認、自然光、LED照明、蛍光灯、薄暗い所での見栄えを検証しました。もう一つの候補として、現在畳表生産の殆んど占める熊本県八代のプレミアムブランド表「ひのさらさ」です。イ草の質の良さやきめ細やかさ、完璧なくらいの製織の精度、素晴らしい畳表です。青畳の時点では美しさは熊本ひのさらさ表かもと思われ、どちらにするか悩みましたが、決め手は自然光の中での備後表の縁際の光沢は畳表褪色後、備後表独特な黄金色に変化する証明と判断し、私は備後表の方を選択しました!
(備後表のイ草は熊本ひのさらさに比べて短いので、縁際は見劣りはしますが…)
施工は寸法、カネテを再調整、框、幅側の厚み均一化、凹み直し、畳縁を側面に返し縫いする際に引っ張り過ぎないように手加減の出来る手仕事で行いました。施工数量は、表替え16畳、新調6畳、その他あり、お施主様に深く感謝です!ありがとうございました。

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