炉畳
2016年2月5日 金曜日今回の仕立ての、最も重要な所の、一つがお茶席の炉切です。
きっちりと、仕立てたのですが納めるまで気がかりでなりません!
他の畳もきっちり、敷込むのは、当然です。
~古都奈良で創業100年4代続いている畳屋さん~
古都奈良で創業100年4代続いている畳屋さん
先日、お見積りをさせていただいたお客様より、ご成約の連絡を頂き、本当に感謝です。
本日、畳の採寸に、行かしていただきました。
お客様の方は、目利きの上、本物志向でおられ、今となっては希少な、わら畳床を選んで下さいました。
わら畳床は、設置する場所が風通がよいこと、あるいは、内装が天然素材で作られていることなど…条件があります。それにまして、作りての技量で仕上がりに、大きな差が出ます。手の良い職人で仕立てられた畳は、年数が、たっても、ピシッとしてます。伝えにくいですが……
又、畳の裏返し、表替えをする毎にしまって、より良い畳になって行くように、感じます。
この度も、お客様に、当社を選んで、よかったと喜んで頂けるよう、きっちり仕立てさせて頂きます。ありがとうございます。
本日、お世話になっています工務店のご依頼を頂き、御所市へ、畳替えに行きました。
表替え、とのご依頼でしたが、約40年間使われ続けられた、畳でしたので、状態が良くなく工務店の方との相談の結果、新調させて頂くことになりました。
工場に戻り早速、材料の準備に、うつり、明日の朝から、仕立てに、とりかかります、きっちり、を心がけ一生懸命仕立てさせて頂きます。
ご依頼を感謝!ありがとうございます。
以前の仕事なんですが、本備後の畳を裏返しをせず、表替えをさせて頂きました。
しかし、本備後の畳表の片面は、かなり良い状態なので、これを使って10帖の上敷きを作ってくれ、とのご依頼を頂き仕立てさせ頂きました。
しかし、使用する畳の長さは1間、10帖の上敷きとなれば、長手方向は2間半、畳表と畳表を継がなければなりません、畳表のい草を抜き、経糸を長く出し継ぐ畳表の中に、割って入れ、経糸どうしを結びます。これが気の遠くなるような作業、まさに、根との戦い、合計6ヵ所継ぎました。
幅方向のジョイントは、畳縁で継ぎますが、こちらは、根と高い技術を要求される難しい仕立てです。完成まで4、5日かかったように記憶しております。このような仕事は、日本広といえ、数軒かとおもいます。
本日、天気予報では一日中、雨模様となり、今日の予定を明日以降に振り分け、午後から少し散らかしたのが、目立ち出して来たので倉庫の片付け清掃をすることにしました。
倉庫内で出荷待ちの、畳はちゃんと養生してあり、出番を待っている状態です。
又、畳のサンプル等もスペースを作って陳列しております。一度見にきて下さい。
本日、2軒、お見積のご依頼を頂きました。
できるだけの畳のサンプル、資料を持参し、お客様に一生懸命、畳の素晴らしさや、ご提案などを、させて頂いております。
つたない説明ですが、少しでも、多くお伝え出来るよう努力してまいります!
見積り後、お世話になっております工務店の新築物件に、納品、採寸をさせて頂きました。ありがとうございました。
縁なしの新調を、仕立てさせて頂きました。
同時進行で、1日仕上げの表替えをさせて頂き、4時頃納めさせて頂きました。
寒い中、ご依頼、本当に感謝!ありがとうございました。
私は、仕事に於いて、常日頃最大のテーマにしていることがあります。
それは、 きっちりする!であります。
どのような仕事内容であれ、その時、その場面でベストを尽くす!当たり前のことです、でも、なかなか、納得のいくきっちりは、難しいです。
もっともっと、きっちりする!の質を高めなければ……よりいっそうきっちりする!の意識をもって、仕事に打ち込み、お客様に、ご満足頂けるように、努めてまいりますので、ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。